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アサヒグループホールディングス (2502)
Research evidence excerpt
J P M O R G A N
アジアパシフィック 株式調査部
2026 年 8 月 11 日
アサヒグループホールディングス
(2502)
成長ドライバーの顕在化に時間を要しP/B0.8倍評価、株主
還元の強化は28年以降を想定
27年12月までの目標株価を1,750円とし、投資判断はNeutralを継続す
る(従来は26年12月までの目標株価1,700円)。同社の競争力が損な
われたわけではないが、インフレ長期化を背景に欧州・オセアニア
の需要は低調である。日本ではサイバー攻撃からのシェア回復が酒
類で進む一方、飲料は回復が遅れるリスクが残る。利益成長力の上
振れに対する確信は持ちにくい。また、26/12期下期にアフリカでの
買収を控えており、当面は株主還元の強化は現実的ではない。我々
はNet Debt/調整後EBITDAが3倍強まで低下する28年以降、年2,000億円
の自社株取得を想定する。
業績予想:26/12期の事業利益はYoY14%増の3,006億円を予想す
る。従来はEABLの連結化を3Qから想定していたが、4Qへ見直
し、従来予想3,117億円から引き下げた。EABLの連結化を除く
とYoY11%増の2,914億円(為替一定ベースでYoY2%増)を見込
み 、会社計画2,910億円(為替一定ベースでYoY3%増)の達成を予
想する。会社計画には中東影響によるコスト高(100~150億円)
は織り込まれていないが、日本の固定費前提が保守的とみられ 、
達成は可能とみる。一方、27/12期以降は微修正に留めた。27/12
期 は YoY14%増 の 3,435億 円 ( EABL除 き YoY6%増 ) 、 28/12期
はYoY7%増の3,659億円を予想する。28年からの自社株取得を前提
に、28/12期ROEは6.6%(従来7.3%)へ下方修正した。円安進行に
より25/12期末のBPSがJPM予想以上に上昇したことが主因であ
る。以上を踏まえ 、27/12期末JPM予想BPSに妥当PBR0.8倍を適用
して目標株価を設定した。
Neutral
2502.T, 2502 JP
株価 (2026年8月10日):1,686円
▲目標株価 (2027年12月):1,750円
従来 (2026年12月):1,700円
日本 株式調査部
食品・飲料・たばこ
藤原 悟史 AC
(81-3) 6736-8652
高橋 英人
(81-3) 6736-8638
JPモルガン証券株式会社
主要な変更点 (12月期予想)
調整後EPS - 26E (円)
旧
120.36
新 Δ
136.9813.8%
スタイル ベンチマーク
欧州、オセアニア、日本:欧州(ポーランド、ルーマニア)およ
びオセアニア(豪州)では需要の力強さが乏しい。現地通貨ベー
ス の 26/12期 売 上 収 益 は 欧 州 で YoY1.5%増 ( 会 社 計 画 YoY6.3%
増)、アジアパシフィックでYoY1.2%増(同2.4%増)を予想す
る。また、会社は日本・東アジアの事業利益を27/12期にサイバー
攻撃前の24/12期水準へ戻す計画だが、飲料のシェア回復の遅れや
システム費用増を踏まえるとハードルは高い。我々は27/12期の事
業利益を1,265億円と予想し、24/12期の1,330億円には届かないと
みる。
スタイル ベンチマークの出所 – FactSet; ESG スコアの出所 – JPM QDS, MSCI, Arabesque, RepRisk; 他の表は全て会社資料とJ.P.モルガン調整予想
アナリストによる保証および米国以外のアナリストのディスクロージャーを含む重要なディスクロージャーに
関しては9ページ目をご覧ください。
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