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REAL-TIME GLOBAL RESEARCH

セブン銀行(8410)

Published: 2026-08-07Institution: JPMorganPages: 9Original language: Japanese

Research evidence excerpt

J P M O R G A N

アジアパシフィック 株式調査部

2026 年 8 月 7 日

セブン銀行 (8410)

1Q決算:利益ガイダンスは増額修正。しかしファンダメ

ンタルズへの見方は大きく変わらない

【ややポジティブ】2026年度1Qの純利益はYoY57%増の66億円とな

り、JPM予想(33億円)を大きく上回った。しかしその多くが特殊要

因、または経費抑制努力によるものであると我々は考える。2026年

度 の 純 利 益 ガイ ダ ンス は 今 回 会 計 ル ール 変 更 に よ っ て 増 額 さ れ た

が、経費抑制を背景に更なる増額修正の可能性はあると見る。しか

し我々としては、セブン銀行がATM利用料単価の継続的な値上げを

行うことができるかに注目したい、とのスタンスを維持したい。

1Q業績はポジティブサプライズとまでは言えないと考える:四半

期業績の推移は図表1を参照されたい。JPM予想対比では、セブン

銀行単体とFCTI、セブン・カードサービスで想定以上の利益が計

上された。セブン銀行ではトップラインは我々の予想に近かった

反面、経常費用が我々の予想を26億円ほど下回った。経常費用に

関しては、ATMの耐用年数を5年から7年に延長した影響で、1Qに

おける減価償却費が約11億円減少している他、全社的な経費抑制

努力も寄与したと見られる。米国子会社FCTIでは、通常時は安定

的に推移するトップラインが1Qでは大きく高まっているため、何

らかの特殊要因が含まれていると考える。セブン・カードサービ

スでも1Qにおける経常費用や特別損失が我々の予想より小さかっ

た。セブン銀行にとってクレジットカードは重点施策の一つであ

り、費用が継続的に低位であり続ける可能性は低いだろう。

経費抑制努力による更なる2026年度ガイダンス引き上げの可能性

は否定できない:2026年度の純利益ガイダンスは期初時点の170億

円から今回200億円まで増額されたが、これは減価償却の計算方

法変更により、経常利益が40億円、純利益が30億円押し上げられ

るため。その他の要因は今回の計画修正に反映されていない。こ

のため1Qで見られた、特にセブン銀行単体における経費抑制努力

の成果が2Q以降も続けば、2026年度利益計画には一層の上振れポ

テンシャルがあると考える。しかし、我々はセブン銀行の純利益

が310-320億円程度まで高まらないと、DPSの増加の可能性を議論

することはできないと考える。経費抑制努力によってそこまでの

増益を描くことが難しい以上、我々としてはセブン銀行がATM利

用料単価の継続的な値上げを行うことができるかに注目したい、

とのスタンスを維持したい。1Qの純利益は修正後のガイダンスに

対して33%の進捗率。想定通り、株主還元に関する新たな発表は

無い。7日終値は2026年度JPM予想EPSに対して21.4倍、2026年

度JPM予想DPSに対して3.4%の利回り。

Underweight

8410.T, 8410 JP

株価 (2026年8月7日):325円

目標株価 (2026年12月):235円

日本 株式調査部

銀行

矢野 貴裕 AC

(81-3) 6736-8616

高野 晃一

(81-3) 6736 8621

JPモルガン証券株式会社

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