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コスモエネルギーホールディングス (5021)
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J P M O R G A N
アジアパシフィック 株式調査部
2026 年 8 月 6 日
コスモエネルギーホールディングス
(5021)
1Q 決算:利益急増。予想以上に大きかったタイムラグ効
果
【ポジティブ】1Q26利益が会社通期計画を上回る水準にまで膨れた
のはサプライズ。その主要因は、1)原油調達期間長期化を背景とし
たタイムラグ益の増加、2)安価な国家備蓄原油活用による調達コス
ト抑制、3)ジェット燃料市況高によるマージン大幅改善、などと考
えられる。懸念された石油製品調達コストの増加リスクは十二分に
吸収された形である。26年度通期利益は会社計画を上回る可能性が
高まったと考える。
国内石油事業の利益急増:1Q26の経常利益(在庫影響除き)は前
年同期比5.8倍増の1,221億円、純利益(同)は同7.8倍増の763億円
となり、会社通期計画(経常利益1,100億円、純利益400億円)を
ともに上回った。J.P.モルガン事前1Q26予想は、経常利益100億
円、純利益は60億円であった。石油部門の経常利益(在庫影響除
き)が、原油調達にかかわるタイムラグ効果による四品マージン
改善(+650億円)とジェット燃料マージン改善による四品外マー
ジン改善(+546億円)により、1Q25の104億円、4Q25の258億円か
ら大幅な増益となった。石油化学部門は期初在庫と受払差により
増益、石油開発事業はアブダビ油田権益が中東情勢による影響で
生産量減となり減益。
26年度通期業績は上振れへ:同社は1Q26利益が通期計画を上回っ
たにもかかわらず26年度通期業績の見直しを行わなかった。2Q26
以降には、石油事業の負のタイムラグ効果、石油開発事業の原油
生産・販売量低下による利益減というネガティブ要因が予想され
る。しかし、主力の石油事業では、7月から始まった原油代替調
達コストに対する補助金支給によるマージン改善効果や稼働率回
復、ジェット燃料など四品外マージンの一定水準確保、などのポ
ジティブ要因も期待できる。よって、26年度通期利益計画は超過
達成となる可能性が高いと考える。
Neutral
5021.T, 5021 JP
株価 (2026年8月6日):3,811円
目標株価 (2026年12月):3,850円
日本 株式調査部
商社、エネルギー
五百旗頭 治郎 AC
(81-3) 6736-8668
JPモルガン証券株式会社
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