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しずおかフィナンシャルグループ (5831)
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J P M O R G A N
アジアパシフィック 株式調査部
2026 年 8 月 6 日
しずおかフィナンシャルグループ
(5831)
1Q決算:バイバックの規模は期待を下回ったがガイダン
ス修正と増配は前向きに評価
【ややポジティブ】2026年度1Qの純利益はYoY45%増、QoQ58%増
の327億円となり、JPM予想(270億円)を上回った。1Qにおける債
券売却損と株式売却益をネットしたキャピタルゲインが、JPM予想を
超 過 し た 。 2026年 度 純 利 益 ガイ ダ ンス は 従 来 比 100億 円 増 額 さ れ
てYoY27%増に相当する1,150億円となり、JPM予想(1,160億円)並み
となった。しかし今回発表されたバイバックは上限300億円であり、
我々の期待値である400億円を下回った。
ガイダンス上方修正は資金利益に起因する:経常利益ガイダンス
は従来比150億円の増額であり、その内125億円が資金利益の見通
し改善だった。1Qの資金利益の進捗と、6月に実施された日本銀
行による利上げ効果、そして有価証券のリターンへの見方が一層
改善したことなどが背景にある。DPSガイダンスも修正され(98
円→108円)、ガイダンスに基づく配当性向は修正前後で変わら
ず50%程度となっている。また、今回発表されたバイバックは上
限300億円であり、2025年度の実施分と同額となる。ガイダンスに
基づく総還元性向は75.5%であり、2025年度の80.6%からはやや低
下 す る 水 準 に あ る 。 し ず お か FGは 有 価 証 券 評 価 差 額 金 を 含 め
たCET1比率を重視しており、当該比率は保有する株式の時価が上
昇していることで、QoQ55bps上昇の14.00%だった。
1Q決算は一部で他行比見劣りする要素がある:四半期業績の推移
は図表1を参照されたい。役務取引等利益が我々の予想を超過し
た反面、資金利益は我々の予想を下回った。役務取引等利益では
法人融資関連で大口の案件が利益寄与したと見られる。資金利益
についてみると、国内貸出金利回りはQoQ5bps上昇の1.47%だっ
た。その他のトップ地銀ではQoQの利回り上昇幅が8bps程度ある
と試算される。また国内預金利回りについてみても、しずおかFG
のQoQ上昇幅はその他トップ地銀より2-3bps程度大きいと試算さ
れる。加えて、しずおかFGでは1Qにて24億円の与信費用を計上。
静岡銀行単体では22億円の与信費用であり、年間計画80億円に対
してやや大きい。1Qでは複数の個別案件で引当金を繰り入れたと
見 ら れ る 。 6日 終 値 は 2026年 度 末 JPM予 想 BPSに 対 し て 1.37
倍、2026年度予想EPSに対して14.7倍。
Overweight
5831.T, 5831 JP
株価 (2026年8月6日):3,267円
目標株価 (2026年12月):3,500円
日本 株式調査部
銀行
矢野 貴裕 AC
(81-3) 6736-8616
高野 晃一
(81-3) 6736 8621
JPモルガン証券株式会社
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