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REAL-TIME GLOBAL RESEARCH

ニフコ(7988)

Published: 2026-07-31Institution: JPMorganPages: 10Original language: Japanese

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J P M O R G A N

アジアパシフィック 株式調査部

2026 年 7 月 31 日

ニフコ (7988)

1Q決算:日本、海外ともに高収益性を維持。自社株買い

は見送り

【中立】1Qの営業利益は128億円(前年比1.6%減)で着地、BBG予想

とJPM予想の中間での着地となり概ね順調な決算という印象。海外

事業が1-3月期を取り込む影響で中東/原材料影響がそこまで深刻化し

ていないこともあり、日本事業のみならず北米、アジア事業も高い

利益率を維持。通期計画の据え置きは例年通りで違和感はないが、

自社株買いの発表が見送られた点は中計での資本政策と照らし合わ

せてやや失望を誘う可能性もあるだろう。

順調な滑り出し:1Qの営業利益は128億円(前年同期比1.6%減)で着

地、事前J.P.モルガン予想(136億円)を下回るが、BBG予想(123億

円)に対してはわずかに上振れ 、概ねインラインの業績と言えよ

う。営業利益の前期比較では、売上影響で+11億円、限界利益影

響(原材料等)で-5億円、固定費増加で-13億円、為替で+5億円とな

る。合成樹脂事業の地域別営業利益は日本が44億円(OPM:20.2%)

と高い操業度を背景に高収益を持続、北米(23億円、同9.3%)の収

益性が堅調、アジア(55億円、同20.2%)も、中国がやや減速する

も20%台の利益率を維持している。なお、同社の海外拠点は1-3月

を連結しており、中東影響やそれに起因する原材料 高影響は本格

的に顕在化していないと考えられる。

通期計画据置き、自社株買いなしはやや物足りないか:通期の営

業利益計画は508億円で据置き。3ヶ月期ズレしている海外拠点で

は2Qから徐々に中東影響やそれに伴う原材料高影響が顕在化して

くると考えられるも、会社は7月から値上げを打ち出す方針であ

り、年度を通じれば概ね回収できる可能性が高く、通期計画には

一定の上振れ余地がある印象だ。一方で1Q決算時点での自社株買

いの発表はなし。5月発表の中期計画に基づけば毎年100億円強の

自社株買いの余地がある計算となることから、株主還元の観点で

はやや失望される可能性があるだろう。

Overweight

7988.T, 7988 JP

株価 (2026年7月30日):5,336円

目標株価 (2026年12月):5,600円

日本 株式調査部

自動車、自動車部品

岸本 章 AC

(81-3) 6736-8646

張 文聡

(81-3) 6736-8627

JPモルガン証券株式会社

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