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GLOBAL RESEARCH ARCHIVE

中東情勢の不透明感で一進一退の展開

Published: 2026-06-05Institution: Mizuho Securities Co. LtdPages: 6Original language: 日语Evidence page: 1

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中東情勢の不透明感で一進一退の展開

2026年 6月 5日

ストラテジー / 株式

アジア株ストラテジー

中国経済・株式市場ウィークリー(6月5日)

香港株式市場では中東の軍事的緊張で週後半続落シニア中国株式ストラテジスト:

王 申申 今週の中国株式市場では、中東情勢の不透明感から一進一退の展開となった。

+81 3 6202 8480 週明け6月1日の本土市場では、国家集積回路産業投資基金による半導体企業

shenshen.wang@mizuho-sc.com

の保有株売却を受け、半導体株の売り圧力が高まったものの、インドネシアの

石炭輸出規制措置や夏期の電力需要上昇の観測などから炭鉱株と発電関連が

買いを集め、上海総合指数は前営業日比0.3%安と小幅続落した。一方で、香港

市場では、米株高の流れを引き継ぎ、AI関連とソフト関連に資金が流入し、ハン

センテック指数は同+1.7%、ハンセン指数は同+0.9%と続伸した。2日の本土市

場では、PCB関連、CPO関連や光ファイバー関連などが大きく買われ、新興株

のSTAR50指数は前日比+1.6%と、ChiNext指数は同+2.7%と続伸し、上海総合

指数は同+0.4%と3日ぶりに反発した。香港市場では、米株高を受け買いが優勢

となり、ハンセンテック指数は前日比+4.7%、ハンセン指数は同+2.5%と、節目

の26,000ポイントを回復した。AI エージェントの発表を準備していることが報じら

れたテンセントは前日比+10.5%、デリバリー大手の美団は同+9.3%との大幅高

となった。3日の本土市場では、中東情勢の不透明感と原油高が重しとなったも

のの、民間発表の5月のサービス業PMIが前月から1.8ppt上昇したことが投資家

心理を下支えした。炭鉱株や電力株、CPO関連などが買われ、上海総合指数は

小幅続伸した。しかし、香港市場では、原油価格の上昇が嫌気され、ハイテク株

の売り圧力が高まり、ハンセンテック指数は同2.7%安、ハンセン指数は同1.6%

安と反落した。その後も中東の軍事的緊張からリスクオフの売りが広がり、4日の

本土市場では、非鉄金属市況の下落から関連銘柄が売られ、上海総合指数は

同0.6%安と反落した。香港市場では、米金利の上昇が嫌気され、ハンセンテック

指数は同1.6%安、ハンセン指数は同1.5%安と続落した。

政府系ファンドの半導体株売却は投資家心理を圧迫

中国の政府系ファンド、国家集積回路産業投資基金(以下、国家基金)によ

る半導体株の売却が投資家心理を圧迫しているもようだ。中国本土と香港市

場では、半導体株が騰勢を強めている中で、5月28日に発表した大量保有報

告書で国家基金による本土上場のNational Silicon Industry GroupとDarbond

Technologyの保有株の売却が確認されたほか、香港証取の開示情報でも国

家基金のSMIC保有株減少が明らかになった。保有株を一部売却したことで、

国家基金の保有比率は各々13.89%から12.89%、12.9%から11.9%、8.08か

ら7.99%に低下した。6月1日の本土市場では、CSI半導体(及び半導体製造装

置)株指数は前営業日比5.8%安、複数の半導体関連投信から資金の流出がみ

られた。投資家の懸念は、国家基金の保有株売却が5月下旬に限ったことでは

ないようだ。国家基金は2026年に入り、保有株の売却に転じており、今回を含

め、売却額が210億元に上るとみられる。保有比率の低下は小幅であり、株価

に対する影響は限定的とはいえ、半導体株の過熱感が意識されたもようだ。国

家基金による保有株の売却はこれまでの行われており、半導体業界に対する

支援スタンスに変化が生じるものではなかろう。中国株式市場では、半導体メモ

リーメーカー、CXMT(長鑫メモリー)が上海証券取引所からIPOの承認を取得し

たことが注目されている。同社は科創板市場の上場で295億元を調達する計画

で、2022年以来最大規模のIPOになるとみられる。

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Mizuho Securities Co., Ltd.

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