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26/3期決算: フィンテック事業再編の具体策を待ちたい
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26/3期決算: フィンテック事業再編の具体策を待ちたい
2026年 5月 12日
銀行
決算発表
楽天銀行 (5838)
投資判断: 買い 目標株価 9,500円
株価 (5月12日) ¥6,422 決算コメント目標株価との乖離 +48%
TSE区分 Prime 5月12日引け後、26/3期決算を発表。26/3期の単体実質業務純益は前期
連結主要データ (予想はみずほ証券) 比43%増の1,097億円(みずほ証券予想1,085億円)、連結当期純利益は
時価総額 (十億円) 1,120.63 同44%増の731億円(銀行計画712.66億円、みずほ証券予想725億円)。単発行済株式数 (百万株) 174.50
潜在株式数 (百万株) – 体資金利益は、貸出金利息・買入金銭債権利息・日銀預け金利息の増加
1日出来高 (千株: 月平均) 1,185.51
外国人持株比率 (%, 25/9) 35.5 などを背景に、同416億円増の1,409億円。役務取引等利益は、口座数の
配当(円, 27/3予想) 0.0 拡大やメイン口座化(メイン口座率: 約32.8%)の進展による受取為替・口座配当利回り(%, 27/3予想) 0.0
配当性向(%, 27/3予想) 0.0 振替手数料の増加等により、同32億円増の156億円。その他業務利益は、
自己資本比率(%, 27/3予想) 2.7
BPS(円, 27/3予想) 2,604.6 外貨預金・仕組預金に係る収益等が減少し、同18億円減の57億円。経費
PBR(倍, 27/3予想) 2.5
ROE(%, 27/3予想 当期利益ベース) 19.8 は人件費やソフトウェア償却費、広告宣伝費の増加等により、同100億円増
ROA(%, 27/3予想 経常利益ベース) 0.7 の525億円となったが、OHR(経費率)は同3.2ppt低下の約32.3%。結果、連
(注) 発行済株式数には自己株式を含む
結当期純利益は、1)クレジットコストがプロパーカードローン残高の増加や、
株価/相対株価
証券化ビジネスにおける一部プロジェクト案件のパフォーマンス実績に基
づき一般貸倒引当金が増加したこと等により、同16億円増加した反面、2)そ
の他臨時損益がフィンテック再編プロジェクト関連費用(25/3期: 約12.79億
円、26/3期: 約1.84億円)の減少を主因に改善したことや、3)本業利益の増加
などでカバーし、同223億円増の731億円。
投資判断は「買い」を継続。決算のポイントは4点。1)26/3期実績: みずほ証
券予想との対比では、資金利益の上振れや経費の下振れを主因に、単体本
シニアアナリスト 松野 真央樹 業利益・連結最終利益共にやや上回った。2)ミドルリスクアセット: 26年3月
+81 3 6202 8289 maoki.matsuno@mizuho-sc.com
末のカードローン残高は25年3月末比2.8%増、投資用マンションローンは
みずほ全カバレッジの 同21.1%増、ABL(Asset-Based Lending)は同12.9%増、買入金銭債権(楽天
ESG情報はこちら カード信託受益権以外)は同51.5%増。みずほ証券予想に概ね沿った形で
順調に拡大した印象。3)27/3期通期計画: 銀行側は27/3期の連結経常利益
を26/3期比12%増の1,156.22億円(みずほ証券予想: 1,160億円)、連結当期
純利益を同11%増の813.25億円(同820億円)とした。前期比では、経費の増
加や、フィンテック再編プロジェクト関連費用(27/3期計画: 29.08億円)の増加
等を、金利・非金利収益の増加などでカバーし、増益の見通し。みずほ証券
予想との対比では、フィンテック再編プロジェクト関連費用を織り込んでいな
かったためやや下回ったものの、当該影響を除くと若干上振れとなる。4)フィ
ンテック事業再編: 5月8日付の東洋経済オンラインは5月中にも統合スキー
ムが発表される見通しと報じており、今後の動向に注目したい。
連結業績 株価 ¥6,422 (5月12日) 52週株価高安 ¥9,317~¥5,461
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