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高単価ABF貢献拡大で資本効率改善の加速を予想:投資判断の「買い」を継続
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高単価ABF貢献拡大で資本効率改善の加速を予想:投資判断の「買い」を継続
2026年 5月 11日
食料品
目標株価変更
味の素 (2802)
投資判断: 買い 目標株価 4,650円 6,100円
必見:図表1. AI半導体関連大手とのバリュ 投資戦略:目標株価を6,100円とし、投資判断は「買い」を継続
エーション比較、図表14.事業セグメント別 26/3期4Q決算(5月7日付レポート参照)後の個別取材を踏まえ、業績予想を見
業績、をご覧下さい。 直した。決算説明会で中村茂雄社長CEOは、ABF販売数量に占めるAI用途先
端パッケージ向け構成比は25年度15-20%に対し、30年度に2倍程度に高ま
株価 (5月8日) ¥5,030
目標株価との乖離 +21% る見通しと述べた。26年時点の同パッケージでのABF使用量は、HPC比2.4倍
TSE区分 Prime 程度(大きさ約2倍/層数22%増。当社推定)で、31年以降には同4.2倍程度(大
連結主要データ (予想はみずほ証券) きさ約2.9倍/層数約44%増)まで高まる会社見通し。成長持続を見据え4Q決
時価総額 (十億円) 4,918.01 算時には、32年度稼働を目指すABF新工場計画も発表されたが、23年以発行済株式数 (百万株) 977.74
潜在株式数 (百万株) – 降30年に向けた増産投資約250億円は維持された。高単価ABF拡大に伴
1日出来高 (千株: 月平均) 3,016.88
外国人持株比率 (%, 25/9) 40.8 うROE/ROICの改善加速(図表20)に注目し、投資判断の「買い」は継続。
配当(円, 27/3予想) 50.0
配当利回り(%, 27/3予想) 1.0 当社は決算説明会で、中東情勢悪化が期末まで継続した場合、会社業績予
配当性向(%, 27/3予想) 36.9 想に反映していない300億円規模のコスト高が生じる可能性があると述べた。自己資本比率(%, 27/3予想) 39.3
BPS(円, 27/3予想) 766.7 当社は、22年2月ウクライナ情勢悪化時の約500億円のコスト高対応と同様
PBR(倍, 27/3予想) 6.6
ROE(%, 27/3予想 当期利益ベース) 17.3 に、値上げ等で吸収していく考え。コスト高は調味料・食品が中心となる見込
ROA(%, 27/3予想 税前利益ベース) 10.3 みだが、26/3期も堅調だった同事業(図表8)の値上げ力を評価したい(コーヒー(注) 発行済株式数には自己株式を含む
類を除く国内:数量4%増/単価1%増、海外:同2%増/同2%増)。
株価/相対株価
背景:今後3年間の累計営業CFは前3年間比25%増を予想
今後3年間の累計営業CFは、前3年間比25%増の7,700億円を予想(図表17)。
同期間の総株主還元額は、累計営業CFの73%に相当する5,583億円(うち自社
株買い4,050億円)の見通し。当社は、27/3期末に900億円までの現預金圧縮
計画を示している(26/3期末約1,067億円)。
注目点:AI半導体需要拡大、ABF/CDMO業績拡大、調味料/食品値上げ力
AI半導体需要拡大、ABF/CDMO業績、調味料/食品の値上げ力、に注目。
シニアアナリスト 佐治 広
+81 3 6202 8274 hiroshi.saji@mizuho-sc.com バリュエーション:目標株価の適用倍率は27年度予想PERで約38倍
みずほ全カバレッジの 目標株価の適用倍率は、基準年度を28/3期とし、予想希薄化
ESG情報はこちら 後EPS(160.04円)のPER約38倍を前提とした(従来は27/3期の約30倍)。海外
展開で先行する日本の加工食品大手10社の27年度予想PER平均の23.7倍(図
表10)を上回るが、ABF事業の利益貢献拡大を踏まえ、AI半導体関連6社の
同PER平均レンジ21倍から58倍(図表1)も参考にし、決定した。
連結業績 株価 ¥5,030 (5月8日) 52週株価高安 ¥5,090~¥3,150
決算期 IFRS基準 売上高 前年比 事業利益 前年比 税前利益 前年比 当期利益 前年比 EPS PER EV/EBITDA
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