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フジシールインターナショナル: 価格改定が早期に進展、予想引上げ
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フジシールインターナショナル: 価格改定が早期に進展、予想引上げ
Global Research
2026 年 06 月 18 日ab
フジシールインターナショナル 株式
価格改定が早期に進展、予想引上げ 日本
容器・パッケージ
12ヶ月のレーティング Buy
価格改定浸透、予想、目標株価引き上げ
UBS予想を見直し、中東紛争に起因する費用上昇は、UBS想定より早期に価 12ヶ月の目標株価 ¥4,000
格改訂が進んでいる点を反映27-29/3期EPS予想を26-4%引上げ。これに伴 前回 : ¥3,800
い目標株価を3,800円から4,000円へ引き上げ。日本は事業ポートフォリオ 株価 (2026年6月18日) ¥2,746
改革と合理化、米州の伸長で今後5年最高益更新を予想。これまで国内の RIC: 7864.T BBG: 7864 JP
価格転嫁は原料高に遅行しており、現状株価は価格改定を織り込んでいな
いとみられる。投資判断Buy、カタリストは価格転嫁進捗、利益率改善と トレーディングデータ、主要指標
考える。 52週高安 ¥3,355-2,476
時価総額 ¥165b/US$1.03b
国内の価格改訂は想定より早期に進展 発行済株数 60.2m (ORD)
浮動株比率 64%
コロナ後の原料上昇では国内の利益率は低下しており、UBSでは27/3期に
平均出来高('000) 191
原材料、公共料金上昇を想定していた。実際のところ同社は中東紛争以前
平均売買代金(百万) ¥500.8
に27/3期の価格改定を表明済みで、ユーザーは価格改定に理解を示してい
株主資本(03/27予) ¥167b
る。コロナ以降の調達先多様化の成果で原材料確保の目途をたてている。
P/BV(03/27予) 0.8x
消費財全般に亘る値上げ影響で、国内の数量減は不可避と見るが、価格改 ネット・デット/EBITDA(03/27予) NM
定はUBS想定より早期に進んでおり、27/3期国内営業利益予想を63億円か
ら98億円へ変更、価格転嫁を想定していたため28/3期以降は小幅修正とし EPS (希薄化前) (¥)
変更前 変更後 % chコンセンサス
た。
03/27予 231.2 291.0 26 264.9
03/28予 297.2 308.3 4 296.7
米国はシュリンクラベルが牽引、欧州は現地顧客に浸透 03/29予 316.5 339.6 7 320.7
米州はシュリンクラベルの普及局面にあり、乳業、エネルギードリンク、
渡辺 真理子
機能性飲料のペットボトル化が進展、同社は25年に増産体制を構築済みで アナリスト
ある。ラベルの売上に先行するラベラーの売上(ドル建て)は26/1-3月に mariko.watanabe@ubs.com
前年同期比51%増加しており、UBSでは27/3期の米州売上(ドル建)を前期 +81-3-5208 6297
比+8.1%、28/3期+6%と予想。欧州は多国籍企業に加え、地場企業への販売
強化が成果を上げ、26/3期売上(EUR建て)は前期比+8.2%と低成長から脱
却、糖尿病治療薬向けラベラーも堅調に推移しよう。
バリュエーション:
27/3期UBS予想PER9倍は2010年来の下限に近似、配当利回りは上限。目標
株価前提は成長率+0.5%のDCF、金利上昇に伴いWACC 6.9%から7.6%に変
更、27/3期14倍(従来13倍)に相当。
ハイライト(10億円) 03/24 03/25 03/26 03/27予 03/28予 03/29予 03/30予 03/31予
売上高 196.6 212.3 217.8 230.6 239.8 249.2 258.6 268.2
EBIT (UBS) 13.3 18.8 20.5 21.9 22.7 24.4 26.1 27.9
当期純利益(UBS) 10.9 12.5 18.7 15.4 15.9 17.0 18.3 19.4
EPS (UBS, 希薄化後) (円) 199.6 231.9 349.4 293.7 313.8 346.6 380.6 414.3
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