REAL-TIME GLOBAL RESEARCH
さくらインターネット 社長スモールの印象はややポジティブ
Research evidence excerpt
さくらインターネット 社長スモールの印象はややポジティブ
Global Research
2026 年 06 月 18 日ab
さくらインターネット 株式
社長スモールの印象はややポジティブ 日本
インターネットサービス
12ヶ月のレーティング Buy
200-300億円の大規模投資計画を反映し上方修正
6/17に開催したUBS主催の社長スモールにおけるややポジティブな内容を 12ヶ月の目標株価 ¥5,980
踏まえ、27/3期以降の営業利益を上方修正。27/3期を48→61億円、28/3期 前回 : ¥5,610
を136→151億円とする。(1)28/3期1Q(4-6月)に今年量産開始予定の最先 株価 (2026年6月17日) ¥2,983
端GPUチップRubinへ200-300億円、27/3期3Qに前世代GPU Hopperへ約10億 RIC: 3778.T BBG: 3778 JP
円の投資を計画、(2)保有する全てのGPUの稼働率が既に100%近い、(3)推
論サービスの単価は学習サービス対比で2倍程度、というポジティブな説 トレーディングデータ、主要指標
明を反映したため。一方、(4)日本マイクロソフトとの交渉に係る進展が 52週高安 ¥4,620-2,467
得られなかったことは、一部の投資家がややネガティブに捉えうると我々 時価総額 ¥119b/US$0.75b
発行済株数 40.0m (ORD)
は考える。以上より27/3期-29/3期EPSを89.3→113円、253.7→283
浮動株比率 57%
円、541→740円に引き上げる。なお従来予想にて、29/3期以降の全社売上
平均出来高('000) 2,154
高を約100-200億円過小に見積もっていたため、併せて訂正した。
平均売買代金(百万) ¥6,968.7
GPUチップへの大規模投資は28/3期1Q 株主資本(03/27予) ¥24.8b
P/BV(03/27予) 4.8x
UBSの従来予想では、同社が27/3期中にHopperへ約120億円(補助金控除前) ネット・デット/EBITDA(03/27予) 1.1x
投資すると想定。だが田中社長は、Bloombergで報じられている200-300億
円の設備投資は28/3期1Q頃のRubinへの投資であるとし、27/3期3Q EPS (希薄化前) (¥)
変更前 変更後 % chコンセンサス
にHopperへ約10億円の投資を計画していると説明した。さらにRubin
03/27予 89.3 113.0 27 26.0
の1GPU辺り設備投資計画費用及び、1GPU辺りのGPU CS(GPUクラウドサービ 03/28予 253.7 283.1 12 49.5
ス)利用料は、現世代チップB200対比2倍と説明。同社が200億円の投資を 03/29予 541.0 740.1 37 71.5
実行しRubin800基を獲得すると我々は予想した。上記に加え、足元のGPU
堤 規鷹, CFA
稼働率と28/3期以降の本格的な立ち上がりを見込む推論サービスの単価を アナリスト
上方修正した結果、27/3期以降の営業利益を上方修正した。 noritaka.tsutsumi@ubs.com
+81-3-5208 6221
日本マイクロソフトの進展は無いが需要の力強さは不変 安井 健二
一方、多くの投資家が期待する日本マイクロソフトとの協業(link)につい アナリスト
て、獲得しうる需要や売上高の規模、詳細なスケジュールについては田中 kenji.yasui@ubs.com
+81-3-5208 6211
社長は明言を避けた。しかし、ソフトバンクやGMOインターネット(link,
link)など競合他社が設備投資をしても需給は緩まない、商談中の案件に
おいてGPU CS利用料の一部前払いを検討する顧客がいるなど、需給の力強
さを示すコメントを得られた。日本の推論需要の本格立ちあがり、「デー
タ主権」を背景とした外国企業による日本のGPUインフラ活用など、同社
が将来獲得しうる需要が拡大する理由が多岐にわたる点は不変だ。
バリュエーション:
The English excerpt is extracted automatically from the cited source page and may contain layout or recognition errors. It is never batch translated.
Open report viewer