REAL-TIME GLOBAL RESEARCH
九州旅客鉄道 カタリスト待ち
Research evidence excerpt
九州旅客鉄道 カタリスト待ち
Global Research
2026 年 06 月 15 日ab
九州旅客鉄道 株式
カタリスト待ち 日本
鉄道
12ヶ月のレーティング Neutral
中計アップデートを反映
金利上昇を反映して27/3期EPS予想を4%引き下げた一方、不動産事業の見 12ヶ月の目標株価 ¥3,800
方を上方修正して28/3期EPS予想は3%引き上げた。同社は本決算と同時に 前回 : ¥4,100
中期経営計画のアップデートを発表。不動産の販売目標額を増額して28/3 株価 (2026年6月15日) ¥3,507
期営業利益目標を810億円(従来710億円)に引き上げた。UBSでは意欲的 RIC: 9142.T BBG: 9142 JP
な目標と評価しているが、決算以降の株価は冴えない。この背景には、
(1)不動産事業の大幅増益が28/3期になること、(2)一部で期待されて トレーディングデータ、主要指標
いた自社株買いの発表がなかったこと、があるとみられる。当面はカタリ 52週高安 ¥4,179-3,399
ストが不在となることから、株価上昇には時間を要するとみる。 時価総額 ¥539b/US$3.37b
発行済株数 154m (ORD)
不動産販売を増額 浮動株比率 90%
平均出来高('000) 755
同社は28/3期の不動産事業の利益目標を従来の340億円から395億円に引き
平均売買代金(百万) ¥2,769.9
上げた。賃貸等不動産の販売額を増額修正したことが主因。不動産回転型
株主資本(03/27予) ¥529b
ビジネスの拡大は株式市場の期待に沿った内容である。だが、不動産販売
P/BV(03/27予) 1.0x
の増額は一過性に過ぎないとの見方から、中計最終年度以降の継続性を懸 ネット・デット/EBITDA(03/27予) 4.1x
念する声も聞かれる。UBSでは会社取材から不動産販売の継続性は高いと
みているものの、株式市場の懸念払しょくには中長期的な不動産戦略の開 EPS (希薄化前) (¥)
変更前 変更後 % chコンセンサス
示が必要かもしれない。
03/27予 363.9 348.0 -4 341.5
03/28予 350.5 361.0 3 367.2
自社株買いはおあずけ 03/29予 345.8 351.9 2 361.6
同社は最適資本構成として自己資本比率40%を掲げている。この水準
磯貝 優介, CFA
を35%まで引き下げる余地があるとの同社説明から、一部の投資家は中計 アナリスト
アップデートと同時に自社株買いの発表も期待していた。だが、株主還元 yusuke.isogai@ubs.com
方針は据え置かれ、自社株買いの発表もなかった。次に自社株買いが期待 +81-3-5208 6204
できるのは今年度の本決算。還元面のカタリストは当面おあずけになる可
能性が高いと考える。
バリュエーション: カタリスト待ち
目標株価3,800円(従来4,100円)は27/3期予想P/E11倍(従来通り)を目
安に設定。P/E11倍はコロナ前の平均12倍を下回るが、コロナ禍を経て財
務レバレッジが上昇したことを鑑みれば妥当な水準だろう。当面はカタリ
ストに欠く点が株価の重石になりそうだ。
ハイライト(10億円) 03/24 03/25 03/26 03/27予 03/28予 03/29予 03/30予 03/31予
売上高 420.4 454.4 500.4 524.6 546.6 555.3 562.2 568.1
営業利益 47.1 59.0 74.0 76.7 81.0 80.9 81.2 81.5
経常利益 48.9 59.6 74.0 75.2 78.8 77.9 77.9 78.0
当期純利益 38.4 43.7 45.5 53.5 55.5 54.1 53.6 52.9
EPS (円) 244.7 279.0 295.4 348.0 361.0 351.9 348.3 344.0
利益率/バリュエーション 03/24 03/25 03/26 03/27予 03/28予 03/29予 03/30予 03/31予
The English excerpt is extracted automatically from the cited source page and may contain layout or recognition errors. It is never batch translated.
Open report viewer