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パーキンソン病のP2試験は成功したが、27/3期会社予想の営業利益は予想を下回る
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パーキンソン病のP2試験は成功したが、27/3期会社予想の営業利益は予想を下回る
2026年 5月 11日
医薬品
決算発表
キッセイ薬品工業 (4547)
投資判断: 中立 目標株価 5,000円
株価 (5月11日) ¥4,460 決算コメント目標株価との乖離 +12%
TSE区分 Prime キッセイ薬品の27/3期会社予想の営業利益は44億円、EPS356.65円(前期
連結主要データ (予想はみずほ証券) 比7.6%増)であった。投資有価証券売却益で特別利益140億円が見込まれ
時価総額 (十億円) 207.58 たため、EPSはみずほ証券予想262.74円を上回ったが、営業利益はみず発行済株式数 (百万株) 46.54
潜在株式数 (百万株) – ほ証券予想79億円を下回った。R&D費が165億円とみずほ証券想定135億
1日出来高 (千株: 月平均) 70.96
外国人持株比率 (%, 25/9) 23.0 円を上回ったことが主因。後期開発パイプラインが増えているのが要因だ
配当(円, 27/3予想) 130.0 が、ややネガティブな印象である。自己株取得130万株(上限、自己株式を配当利回り(%, 27/3予想) 2.9
配当性向(%, 27/3予想) 49.5 除く発行済株式総数に対する割合3.14%)、60億円(上限)が発表されたが、
自己資本比率(%, 27/3予想) 83.4
BPS(円, 27/3予想) 4,411.7 想定通りである。配当金は170円(前期160円)で、前期と同様に創立80周年
PBR(倍, 27/3予想) 1.0
ROE(%, 27/3予想 当期利益ベース) 5.8 記念配当40円が見込まれた。
ROA(%, 27/3予想 経常利益ベース) 4.3 26/3期決算の営業損益は29億円の赤字、EPSは331.54円(前期比20.9%(注) 発行済株式数には自己株式を含む
増)であった(みずほ証券予想それぞれ22億円の赤字、316.99円)。開発
株価/相対株価
パイプラインでは、自社創製品KDT-3594 (パーキンソン病)のP2b試
験は主要評価項目を達成、KSP-0576 (過活動膀胱)、KSP-0930 (ナ
ルコレプシー)がP1試験に入った。当面の注目点は、(1)臨床試験デー
タの操作や肝毒性の問題で FDAが米国での承認取り消しを検討
しているANCA関連血管炎治療薬タブネオス(ChemoCentryx/Amgen)の
日本国内での対応、(2)Viridian社から導入した甲状腺眼症(TED)治療
薬VeligrotugとVRDN-003の国内開発戦略になる。タブネオスに関して
シニアアナリスト 田中 洋 は27/3期127億円(前期比10.2%増)が見込まれた。会社側は米欧での対
+81 3 6202 8351 hiroshi.tanaka@mizuho-sc.com 応協議が進んでおり、日本でもPMDAと協議中としている(4月6日付コメン
みずほ全カバレッジの ト参照)。決算説明会は5月13日(水)午前9時(資料開示は12日16時)の予定
ESG情報はこちら である。
連結業績 株価 ¥4,460 (5月11日) 52週株価高安 ¥5,040~¥3,750
決算期 売上高 前年比 営業利益 前年比 経常利益 前年比 当期利益 前年比 EPS PER EV/EBITDA
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (円) (倍) (倍)
2025/3 88,330 16.9 5,773 43.7 6,974 13.5 11,961 7.2 274.2 – –
2026/3 実績 97,406 10.3 -2,927 – -1,162 – 13,779 15.2 331.5 – –
旧会社予 95,500 8.1 -2,600 – -1,100 – 12,700 6.2 305.6 – –
旧予 96,500 9.2 -2,200 – -300 – 13,300 11.2 317.0 – –
2027/3 新会社予 95,700 -1.8 4,400 – 6,000 – 14,500 5.2 356.7 12.5 –
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